ニショウ NEWS
沖電線 耐熱FPC 150℃の高温下で連続1,000時間の使用を実現
2018年09月05日
沖電線の耐熱FPCは、150℃の高温下で連続1,000時間の使用を実現しています。
FPCは高密度配線・一括接続・高柔軟性・軽薄性に優れており、スマートフォンなど電子機器内の省スペース化配線材や可動部配線材、基板として広く使用されています。近年、滅菌加熱が必要な医療機器や産業機器に搭載するモーターの電源や、多様化する照明機器など、高温環境で使用する機器についても高密度配線や省スペース化が進むのに伴い、FPCの需要が高まっています。しかし、従来のFPCでは通常使用する温度の上限が80℃程度で、高温環境下使用のニーズには対応できていませんでした。
沖電線「耐熱FPC」は、最大150℃の高温下で連続1,000時間の使用に耐えられるFPCです。さらに当社独自の積層技術、表面処理技術と耐熱材料を組合せることにより、実証実験で「150℃、1,000時間」経過した後も、電気的に問題なく構造的にも絶縁被覆の接着強度(JPCA規格:3.4N/cm以上)を維持することを可能としています。「耐熱FPC」は片面板と両面板に対応し、また設計基準をそのまま利用することができるため、従来とまったく変わらずに設計することができます。
◇メーカーサイト
http://www.okidensen.co.jp/jp/news/2016/release_160530.html?lfpeid=5rmaKoua3KbR&lfmaid=1000000033-1
FPCは高密度配線・一括接続・高柔軟性・軽薄性に優れており、スマートフォンなど電子機器内の省スペース化配線材や可動部配線材、基板として広く使用されています。近年、滅菌加熱が必要な医療機器や産業機器に搭載するモーターの電源や、多様化する照明機器など、高温環境で使用する機器についても高密度配線や省スペース化が進むのに伴い、FPCの需要が高まっています。しかし、従来のFPCでは通常使用する温度の上限が80℃程度で、高温環境下使用のニーズには対応できていませんでした。
沖電線「耐熱FPC」は、最大150℃の高温下で連続1,000時間の使用に耐えられるFPCです。さらに当社独自の積層技術、表面処理技術と耐熱材料を組合せることにより、実証実験で「150℃、1,000時間」経過した後も、電気的に問題なく構造的にも絶縁被覆の接着強度(JPCA規格:3.4N/cm以上)を維持することを可能としています。「耐熱FPC」は片面板と両面板に対応し、また設計基準をそのまま利用することができるため、従来とまったく変わらずに設計することができます。
◇メーカーサイト
http://www.okidensen.co.jp/jp/news/2016/release_160530.html?lfpeid=5rmaKoua3KbR&lfmaid=1000000033-1