Fuzetec ヒューズテック (台湾) PPTCの基礎

Fuzetec PPTCテクノロジー
PPTCデバイスとリセッタブルヒューズ(PTCサーミスタ、PTC可変抵抗器、可変抵抗PTCサーミスタ、可変抵抗器、電流制限器)技術は、先進のポリマー材料技術、導電性材料科学、新しい加工工学、基本的な電子および電気理論を相乗的に統合します。このような材料およびデバイスの電気抵抗は、温度の上昇とともに増加し、逆も同様です。Fuzetecはこれらすべてを統合し、過電流から回路を保護するために特別に設計された幅広いPPTCデバイスを開発しました。

PPTCリセッタブルヒューズの仕組み
FUZETEC™リセッタブルヒューズは、結晶構造を持つポリマーに導電性粒子が分散された、薄型チップの特許取得済みの新しいPPTC材料で設計および製造されています。通常の動作条件では、PPTC材料全体に導電パスを形成する多数のチェーンがあります。障害状態(トリップ状態)では、PPTCデバイスに過剰な電流が流れ、PPTC材料が加熱されます。これにより、ポリマーマトリックスの形態が結晶からアモルファスに変化します。これらの条件下では、導電性粒子は互いに離れて移動し、それらのほとんどはもはや電流を伝導せず、デバイスの抵抗は急激に増加します。障害電流が除去されると、リセッタブルヒューズがリセットされ、回路に電流が再び流れるようになります。


PPTCホールド/トリップ電流および熱軽減曲線


IH(I Hold)は、トリップせずにデバイスが定格温度(23℃)で保持する最大電流として定義されます。PPTCがトリップする確率は、電流がIT(I Trip)に近づくにつれて増加します。これは、PPTCデバイスを定格温度でトリップさせるのに必要な最小電流として定義されます。

IHとITの間の電流値の範囲は、トリップに関するデバイスのパフォーマンスを確実に予測できないゾーンを表します(図2、領域C)。PPTCデバイスの初期抵抗、周囲温度、取り付け条件に応じて、デバイスは低抵抗状態を維持してこの電流を保持するか、デバイスを高抵抗状態に切り替えるのに十分な電流になる場合があります。



◇メーカーサイト
http://www.fuzetec.com/index.php

◇カタログ
http://www.fuzetec.com/upload/download/Fuzetec%202019%20Catalog.pdf


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