大田区町工場・海外ディープテックスタートアップ 連携創出プロジェクト

昨日、羽田の荏原製作所本社にてリバネス主催の「町工場・海外ディープテックスタートアップ 連携創出プロジェクト キックオフ」に参加してきました。

大田区の「スタートアップとものづくり企業の連携創出実証実験事業」です。2020年にまち開きする羽田空港跡地第1ゾーン(新産業創造・発信拠点)での連携を視野に入れた国内外のスタートアップと区内企業の連携事例創出を行うものです。成長が見込め、区内ものづくり企業と親和性があり、その国々や世界の課題解決を目指すスタートアップのアイデアと技術力の高い区内企業とをマッチングし、試作開発に取り組みます。当該連携を通じて試作・量産開発における日本のものづくり企業の技術力の優位性を広く世界に発信します。また、具体的な連携や成功事例を示すことで、区内企業の取引機会の拡大と区内産業の活性化を目指します。と言ったものです。

ASEANや世界の国には明確な目的を持ち、この様な物を作りたいと言う物があるが、自国では、技術、設備、工場、ネットワークが無いという事を大田区の町工場の技術とネットワークを使い、課題解決と試作をタックを組み行う言う試みです。

インドネシアやタイ、シンガポール、日本のベンチャー企業の熱のこもったプレゼン、そしてリバネスCEO丸氏の話も世界を良くして行こうとする情熱を非常に感じられるものでした。海外のベンチャー企業は、ひざを突き合わせて話を聞いてくれる工場がない。との事で工場に訪問したベンチャー企業のメンバー達はもっと話をしたいと言っていたそうです。このような真摯な姿勢も日本の企業の良い所なのかもしれません。

大田区の町工場は、30年前と比べると9000件から3500件に減ってしまったそうですが、インバウンドグローバライゼーションにより世界に貢献でき、大田区のものづくり企業も活性化して行けるのではないかと感じました。弊社も大田区の企業として少しでも世界に貢献できればと思った次第です。

◇大田区
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/press/release31/2019082001.html

◇リバネス
https://lne.st/2019/09/03/ota-city_panel/